友人も弁護士もパトリック・ベイトマンや被害者ポールの名前と顔を一致させて覚えていないことが終盤のシーンで明らかになっています。 友人の証言の誤りは写真を見せるなどして調査すれば明らかになるだろうと思われるのにバレないのは探偵のいい加減な捜査の現れでもあるのでしょう。 ミステリではよくある設定ですし、映画でも 『シャッターアイランド』のような作品がそうですが、語り手が精神的な疾患を抱えているために、物語に現実と幻想が混在しているという状態になっています。
10スタッフ・キャスト この映画は様々な制作秘話があるんだとか…。
豪華なマンションに住み、婚約者もいて、何不自由ない裕福な暮らし。
さて声高くないですかこれ?!!?! 吹き替えを務めるのは「スラムダンク」の桜木花道や 「ドラゴンボール」のトランクス役でお馴染みの草尾毅さん。
その批評は音楽雑誌顔負けです。 これが、パトリック・ベイトマン。 仕事にやりがいはあったものの、彼の心は常により強い刺激を求めていた。
ブレット・イーストン・エリス作(1991年)発表時は批評家や世間でかなり叩かれたらしい。
しかし、私立探偵の ドナルド・キンボールは ベイトマンにアリバイがないことや事件の概要から徐々に捜査の網を狭めていき…。
アメリカン・サイコのあらすじ・作品解説 アメリカン・サイコは、ブレット・イーストン・エリス原作の同名小説をメアリー・ハロン監督が完全映画化した作品でR-15指定されている映画である。 先ほど、本作の主題はアメリカという国の幻想と現実の境界線の曖昧さにあるというお話をしました。
13同僚を殺したところでもうすでにむちゃくちゃですが、後になると初めから隠す気がないんじゃないかというぐらいです。
また、彼は音楽についてよく語ります。 このシーンで、彼を追跡していると思われるヘリコプターの音は聞こえるのですが、ヘリコプターの姿が映し出されることはありません。 ボディスクラブの後は、 フェイス用のジェルスクラブを使います。
15ほんと人騒がせな映画だわ。
そのため、今作は公開されて以来、映画ファンの論争の種となっているわけですが、これについて監督・脚本を担当した メアリー・ハロンは次のように述べています。
ドナルド・キンボール(ウィレム・デフォー) 殺人事件を調査するために雇われた探偵。 その後、彼は アレンの家に向かうと、留守電に彼のふりをしてメッセージを残しました。 ただ、その後スタジオが レオナルド・ディカプリオの主演を発表し、 メアリー・ハロンとゴタゴタが起き、その結果、監督を降板しました。
15そんな中、ある日ベイトマンの前にルックス・学歴・身だしなみなど非の打ち所のない同僚、ポール・オーウェン(映画ではポール・アレン)が現れる。