--冒頭で、あえてわかりやすく説明する気はないと断言していますが… 松岡 日本文化はハイコンテキスト(意思疎通を図るときに価値観や考え方が非常に近いこと)です。
博覧強記、縦横無尽、硬軟自在…セイゴウ本を読むと、こんな言葉が頭に浮 かび、それに気圧されるばかり。 理論的な洞察と関連する実際の業務を結びつけるようなアイデアやコンセプトは限定的である。 著書に 『知の編集術』 講談社現代新書 、 『花鳥風月の科学』 中公文庫 、 『日本流』 ちくま学芸文庫 、 『日本という方法』 NHKブックス 、 『多読術』 ちくまプリマー新書 、シリーズ「千夜千冊エディション」 角川ソフィア文庫 、共著に 『日本問答』 田中優子、岩波新書 、 『読む力』 佐藤優、中公新書ラクレ ほか多数。
6そもそも日本人は、何かを始めるときに「柱を立てる」ことを大事にしてきた。
もちろん明確に核心が示されているわけではないが、おぼろげながら感じることができる程度の理解であろ うか。
彼らはそこに感動したのです」p192 「日本においては学ぶことの基本はまず「写す」ことであって、学びを評価される場合も、オリジナルの要素を出せたかどうかではなく、お手本を上手に写していたか、そっくりであるかが評価されてきた。 じつはマキタスポーツさんとの対談でもそれに近いことにふれています。 window. 内藤廣や隈研吾という建築家は地鎮祭をたいへん重視しています」p27 「仮名の出現が日本文化の確立を促した最大の事件(ドナルド・キーン)」p44 「(リミックス)神仏習合もかなり大胆な日本特有の編集力によっておこった」p89 「王朝感覚の「あはれ」を武家が感じると「あっぱれ」になる」p119 「西行や能因法師がタブの途中で田舎家を訪ねても、その家の主人は「こんな田舎家を訪ねてくださってたいへんありがたい。
第8章 小さきもの~一寸法師からポケモンまで。
元来、この国は外来のものをそのまま受け入れたのではなく、巧みに編集をして取り込んできたが、明治の文明開化では編集を怠ったという指摘。
これを「ジャパン・フィルター」と呼ぶ。 そして、「日本という国をアイデンティカルに捉えることはできない、しすぎるとまちがうと見てきました。 (2020年3月了)• 22年結成の三代目 J SOUL BROTHERSのリーダーをNAOTOとともに兼任。
19多くの現象や表現が衛生無害なものに向かっていて、このままでは和風に整った和霊はともかく、荒ぶるものまですっかり縮こまってしまっているのです」p234 「日本の理性は民主主義や平等主義によってつるつるになってしまっているのです。
日本文化を新鮮な切り口・視点から学んでみたい人に、一押しです! 縄文時代から現代文化まで、ありとあらゆる日本文化に触れられていて、日本の歴史も一緒に学ぶことができます。
13私はあると感じていてこの本のページを開きました。
つまり日本人にとっての神は、定位置にいる神でも常在する神でもなく、結界された場所に迎えられ、送られる神であった。 築七十年という。
難解な専門用語、長く複雑な文章、不明瞭な言い回しが多く、脆弱な論理構成となっている。