そのあと震災で焼けて、次は戦争で焼けて……何度も焼けてるのよ」とマダム。 ボジョレー近郊でワインをつくっていたデュブッフ氏は、以前からボジョレーのワインの美味しさをもっとたくさんの人に知ってほしいと考えていました。
15一般的なワインは、収穫したブドウを樽やタンクに入れてじっくり熟成させますが、ボジョレー ヌーヴォーの場合は 「マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸潤法)」という特殊な方法を用いて短期間で仕上げます。
ジル・ド・ラモアが手掛けるボジョレー・ヌーヴォーは、 ピュアでナチュラルなスタイル。 ボジョレーヌーヴォーは、タンニンが非常に少なく、酸もほどほど。 ボジョレーの帝王デュブッフ氏のシリーズにもマコン ヴィラージュ ヌーヴォーがあるので、飲み比べしてみるのもいいですよ。
3それに加えて、日本人の初物好きもあり、日本でボジョレー・ヌーボーがブレークしたのです。
試飲したワイン:ドメーヌ・ドミニク・ピロン モルゴン コート・デュ・ピ 2017 ダークチェリーやカシス、バラ、スパイスの香りもある。 8月20日に収穫開始しました。 ガメイ種を使用した、軽快な赤ワインです。
バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザインされたエチケット ラベル は、テーブルを華やかに彩ってくれる。
大きく分けると2つです。
たくさんあるボジョレー ヌーヴォーの中でも、イチオシのワインがこのデュブッフ氏がプロデュースしたワインなんです。
クリュ・デュ・ボジョレー ボジョレーAOC認定の96の村のうちでボジョレー・ヴィラージュは、上位の位置づけにある38の村で造られています。
19ところがこれではクリスマス近くで大変と組合が怒り出し、その年は11月15日から出荷。
一般的な赤ワインは冷やしてしまうと、強く渋みを感じることがあるのですが、ボジョレー ヌーヴォーの場合は少し冷やしたほうが美味しいんですね。
過去のボジョレー・ヌーボーの評価 21世紀において、一番の出来栄えとされているのは2015年と言えるでしょう。
ボジョレー地区の中でもとくに品質が高いブドウを産出している区画で、10の地区だけがAOCを認められていて、ボジョレーヌーボーと同じブドウ品種であるガメイ種で造られてはいますが、とても同じエリアの物とは思えないほど位の複雑で深い味わいが特徴です。
白ワインのような香りと、赤ワインのような渋味と苦味を併せ持った飲み応えのある味わいが特徴で、どんな料理にもさりげなく寄り添ってくれる、とっても優秀なワインなのだ。