また、ある検査の陽性尤度比が分かっている場合に、事前確率(=有病率)から陽性時の事後確率(=陽性適中率)を算出するためのという道具が存在する。 関連項目 [編集 ]• まずは論文のをすることが必要です。 検査結果が陽性の場合の 陽性尤度比と、検査結果が陰性の場合のがある。
いろんな事前確率において事後確率がどう推移するのかをグラフ化する• とりあえず、文献の批判的吟味を行って、限界を押さえたという仮定で進めているわけですね。
参考文献 [ ]• 電子顕微鏡?PCR検査?肺のCT? 一般に、尤度比と言われれば、検査が陽性だった場合の 陽性尤度比を表す場合が多い。 未だに流行が確認されていないような地域(グラフの左寄り)で、ランダムに検査してしまうと、仮に陽性とでてもその結果は信頼できない(10%も行かない)ものになりますし、逆に流行期においては検査が陰性であっても誤って疾患がないものとして分類されてしまう患者の割合が多くなってしまいます(グラフの右寄り). 特異度とは、検査が、ある病気を持たない人に行わ れたときに、結果が陰性となる確率です。 しかし、議論がかみ合わない原因として、 両者の「P」がずれている という要因が大きい気がします. 9ですから、歩行可能者は歩行不可能者に比べて、HDS-Rが7点以上である可能性が33. ここでは、HDS-Rによって、歩行可能という陽性を示す割合を感度、歩行不可能という陰性を示す割合を特異度と決めておきましょう。
10こうした前提があることを考えると、 「どんな集団」を対象として「流行のいつの時点」での話をしているのかを明確にしないと同じ土台で話ができないのがお分かりいただけるでしょうか. 10ですね。
奥田千恵子 著『道具としての統計学(改訂第2版)』金芳堂、2011年、P171-172、• 尤度比の計算式を見ればわかる通り、感度と特異度を利用しています。 なお、陰性尤度比も、1に近いほど、検査から得られる情報が少ないことを意味します。
11以下だと、除外診断に有用と言われます。
PCRどんどんやろう!という人からは、感染防御策をどうするか、という意思決定に必要な情報を与えてくれる、というもっともな意見もあれば、もっと単純に、「とにかく検査で白黒つけたい」という意見も聞かれます. 先輩PT: まずは、これらの用語の解説をしましょう。 これは、ので得られた結果であって、エビデンスレベルはそれほど高くありません。
機会があればそのあたりの解説もして参りたいと思っております。
先輩PT: ちょっと待ってください。 感度と特異度は、臨床検査の信頼度を表す指標です。 きわめて疑いの強い方にしか検査を行わないとその感度も特異度も歪められてしまうというものです。
PCRの検出感度が高くないこと、8割は元気だけど重症化する人もそれなりにいて広まりやすいくせに診断しにくい、という困ったやつです. また、ある検査の陽性尤度比が分かっている場合に、事前確率(=有病率)から陽性時の事後確率(=陽性適中率)を算出するためのという道具が存在する。
陽性的中度(陽性的中率) 陽性的中度とは、患者が病気である確率です。 特異度を記述されている97. ここでは、あくまで説明のための例として挙げていることに注意して下さい。 濃厚接触歴がなく、呼吸器症状も乏しい、非流行地の患者さんが、職場からの求めでやってきた、という状況を想像していただくと、かなり左端に近い集団になりますので、PCRの結果が陽性でも陰性でも全くあてになりません. 渡航歴や濃厚接触歴、呼吸器症状など、周辺的な情報をかき集めて事前確率を設定するしかないと思います. 新人PT: 何やら、面倒な用語が並んでいますね。
6PCRが保険診療内で実施できるような体制を整える、という官邸の発表を称賛する人もいれば、警鐘を鳴らす人もいます。